50代半ばの家移り日記

53歳からの住み替え備忘録。ついでに大学(通信制)の勉強、とか。

コトの発端

このテキストを書いているのはリアルで2022年2月13日だが、コトは約一ヶ月前に遡る。

コトの発端

1月14日のことなのでこのブログの日付は1月14日に設定しているが、その日の夜だったかあるいは次の日だったか(後記:1月14日で合っている)、家人M氏が不動産屋から帰宅した後に「月曜日(=1月17日)夜に、不動産屋さんが『物件見学しないか』と言ってきているんだけど」とわたしに相談してきた。
なんだ、それ。

14日は金曜日で、金曜日夕方には子どもたちのプログラミング塾がある。塾が終わると、帰り道にあるイトーヨーカドー内の[サイゼリヤ]で、家人M氏と子どもたちはいつも夕飯を食べる習慣になっていた。わたしは地元の寄り合いがあるのでそこには合流しなかった。
その日の段取りを半分以上聞き流していたのだが、M氏はサイゼリヤでの夕飯の後にそのまま不動産屋へ立ち寄る、と言っていたのだっけ。

よくよく訊くと、M氏は近所のとある物件の間取り図を単に見たかっただけなのだが、それがどういうわけか取り扱っているハウスメーカの営業所につながってしまい、その営業担当からダイレクトに電話がかかってきて、という。
さっさと断ればよかったのに。

「どういうわけか」もなにもないだろう、そういうシステムになっているからで、見学話を聞いたときには「面倒くせーな」と思ったが、M氏いわく「一度物件を見て欲しいって言っている。直接見ることで自分の求めている、家に対するサイズ感が把握できるって」という。日にちは翌週月曜日17日夜ではどうでしょうかと。まあ、これが某ハウスメーカの〈営業手口〉であった。
というわけでこの日の日記の前段に立ち戻る。

確実に狭くなりつつある我が家の現実は厳としてあるものの、人生でもそうそうない高い買い物を即決するはずはないので、他人の家を眺めるという〈物見遊山〉の気分で「まあいいんじゃないの」とM氏に返答した。
しかし、これが後後になって、というよりいま現在もなのだが、「家移り(やうつり)」狂騒の端緒となった。煉獄杏寿郎ではないけれど、「よもやよもやだ」。