50代半ばの家移り日記

53歳からの住み替え備忘録。ついでに大学(通信制)の勉強、とか。

【土地契約】境界確認、諸行無常

銀鼠です。このブログは目下「整理中」でして、過去の投稿分をあっちこっちからかき集めて整理しているので、現時点では〈歯抜け〉になっています。そのため単純に読んでいくと「なんでこういう流れなの」という読後感に強く襲われると思いますが、どうぞご勘弁を(このあたりの事情は「はじめに」の投稿に書き置きました)。

境界確認

昨日、6月18日午後、先週に引き続き、土地決済関連の打ち合わせ。これが来月上旬まで(おそらく)つづく。
土地決済(登記移転)の前に、自分の土地に関して、道路と敷地の境、隣地と敷地の境を示す境界の確認を、仲介業者立ち会いで行うために、新居の土地へと出向く。
その前に腹ごしらえ。別に勝ち負けは関係ないけど、験担ぎでなんとなくとんかつ定食を食べることにする。前から気になっていた近所のとんかつ屋さん。とってもシンプルな見栄え、けどもちろん美味しかった。ヒレカツ定食を頂戴する。

現地には少し早めに着いてしまったので、その近くにあるケーキ屋さんで一服する。
店に入ると、いきなり、
「そのTシャツ、可愛いですね」と店主ににっこりとされる。
たまたま、昨日購入したユニクロ村上春樹デザインのTシャツを着ていったのだ。じつは・・・という話をすると、「あれ、春樹さん、絵なんか描いたっけな」と小首をかしげる
「僕、春樹さんと知り合いというか友だちというか」と言われるのでびっくり。ケーキを注文するのを忘れてしばし春樹さん談義に耽る。

とまれ、
話は尽きそうにないのでいったん退出して、仲介業者のYさんと合流して現地確認をしていく。要するに、われわれの敷地の範囲を確認するということである。手間自体はそんなにかかるシロモノではない。境界がきちんと定まっていないと、当座はいいかもしれないが、その土地を売りに出したりしたときに正確な評価ができなかったり(評価ができないので売り手がつかないということもあるとか)、隣家とのトラブルのもとにもなり得るという(自分の土地にズカズカとモノを置いたりする輩もいるので油断はならないらしい)。それらを避けるために、仲介業者と買い主との間で先に確認しておく。
境界って、こんな感じなのですね。あらかじめ聞いていたが、公道脇のセットバック部分がわりと目立っていて、ずいぶんと土地が削られている気がする。仕方ないけど。

上の写真は道路に面した側。その後で隣地との境界も確認するので、はじめて自分の所有になるだろう土地に足を踏み入れる。
字義通り、土を踏む。季節が季節なだけに雑草の伸び具合も半端ない(笑)。5月の半ばに来て以来、びっくりするくらい土地が青くなっている。
足を入れると少し柔らかくてかすかに沈む。
隣地との数カ所の境界をしっかりと確認すると、現地での作業は終了。そのままタクシーに乗って仲介業者の事務所へ。車内でさいきんの土地〈市況〉を聞いてみる。世界情勢は不安定で先行きも見通せないのだが、まだまだ売り主は強気でいいということである。ウチの自宅も〈強気〉で売り出せるかなあ。

事務所に到着。そこで近く行う土地決済の段取りの流れを確認する。ローンでおりたおカネはそのほとんどがそのまま売り主や仲介業者や司法書士へと流れていく。当たり前だが、一瞬われわれの口座を通過するだけである。
諸行無常